仮想通貨と株どっちが良い?投資初心者に株をオススメする5つの理由

CC(コインチェック)のネム(XEM)流出事件で大損したれぐるーです。

 

ある程度貯金が溜まってきたら「投資でもしてみたいな!」と思う人、多いと思います。今回は、最近話題の仮想通貨と株式投資、投資を始めるのならどっちがいいか?れぐるーの持論を語ります。想定しているのは公務員や会社員などの社畜・・・じゃなくてサラリーマンの方となっております。

 

 

ちなみに、れぐるー的にはまずは株に触れてみる事を強くオススメします。その理由を紹介してみましょう。

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理由1:仮想通貨は値動き激しすぎ

れぐるーが株をオススメする一番の理由は、仮想通貨は値動きが激しすぎること。

 

「いやいや、値動き大きい方が儲け大きいじゃん。バカなの?」って思うかもしれませんが、値動きの大きさは損得の話よりも、精神的にかなり辛い思いをすることになります。

 

株でも仮想通貨でもやってみるとわかりますけど、値動きが激しいと利益が出ても損失がでてもどちらの場合であってもポジションを持っているだけで心労がハンパない。

 

さらに、大口の組織たちはそんな素人の心の弱みを狙っています。激しい値動きで素人投資家の心を揺さぶり、安値で売らせ、高値で買わせるよう仕向けてくるのです。現にビットコインは機関投資家のような大口が参入している可能性があります。

 

仮想通貨投資を始めるのなら値動きの激しい相場に耐えるため、強靭なメンタルや理論武装、投資信念みたいなものが必要になってきます。

 

株も当然ちゃんとした考え方を持たなければいけないんですけど、仮想通貨と比べても値動きが圧倒的に穏やかなので、心が荒れることは少ないです。

理由2:株は配当金・株主優待がある

株は売買利益を得られるほか、定期的に配当金や株主優待を得られる点が仮想通貨と比べ優れています。

 

配当金や株主優待に関しては、それ自体の利益よりも「持っているだけで定期的に収益を得られる」という安心感がとても重要です。高配当株は値動きが少ないことも多く、配当・株主優待の存在は投資家の心に安心感をもたらしてくれます。

 

仮想通貨でもPos通貨は配当金と似た性質がありますが、Pos通貨は賛否両論いろんな意見があるので、株の配当=仮想通貨のPos報酬という思考は持たない方が良いように思います。

理由3:株の方が情報収集しやすい

仮想通貨の情報ソースは英語であることが多いです。もちろん多くの日本のメディアでも仮想通貨の情報を知ることはできますが、一次資料までソースを遡ろうとするとほぼ確実に英語などの外国語に突き当たります。

 

一方の株は日本語さえ知っていれば、情報収集は容易にできます。(アメリカ株の場合とかは別ですけど)

理由4:株のチャートは歴史がある

株のチャートには歴史があり、過去のチャートの動きを参考にしやすいですが、仮想通貨にはそれがありません。株やFXで利用されるテクニカル分析も、バックデータの少ない仮想通貨では利用しにくいです。

 

さらに、メディアでもよく取り上げられますが、仮想通貨はファンダメンタル分析ができません。多くの投資家が納得できるような通貨価値の指標が存在しないんです。株でいうPERやPBRみたいな、多くの投資家が参考にしようと思えるような指標がないってことです。

 

だから、現時点の仮想通貨の価値が割安なのか割高なのかを判断するのは非常に難しいです。日経平均株価のPERは近年15前後で推移しているので、PER13以下だと割安。PER18以上だと割高かなーなんて考えれますが、仮想通貨はこれができません。

 

TVなどで「仮想通貨はバブルだ」とか「仮想通貨はまだまだ割安だ」とか言ってるのは、その明確な根拠が示されていない限り、テキトーに喋ってるかポジショントークだと考えるべきです。

 

過去の価格推移データが少ないというのは、良くも悪くも不測事態が起きやすいことを意味しています。

理由5:大口の動きは株の方が読みやすい

株も仮想通貨も、株価の動きには大口投資家(機関投資家や資産家など)の影響が強く働いています。投資をするのなら大口の動きを予想することは非常に重要です(予想が当たるか外れるかは別として)

 

株では、大口投資家の動向を読む重要な指標として売買出来高が存在します。さらに5%ルールと言って発行済み株式の5%以上の株を保有する者は、その保有率が変わるとその情報を公開しなければなりません。つまり、5%以上の大量の株を持つ者の売買内容がわかるということです。

 

ところが、仮想通貨は大口の動きを読む材料はあまりありません。まず正確な出来高を知ることができません。仮想通貨の売買出来高は、各取引所ごとの出来高しか把握できないので、世界全体でどれだけの出来高があったのか?がわからないのです。その点、株式は1つの市場でしか取引できないので、出来高が正確にわかります。例えば、トヨタの株は東証一部でしか取り扱われないので、東証一部の出来高=トヨタ株全体の取引出来高になる。

 

また、仮想通貨は株と違って誰が大口保有者なのかもわかりません。株の場合、企業HPや四季報を見れば、大口保有者がどこなのか簡単にわかりますが仮想通貨にはそれがありません。ビットコインに関しては、中国でマイニングが盛んだったことから大口の多くが中国人のような気もしますが、公表されるものがないのであくまで推測しかできません。

焦らずに株から始めた方がいいです

以上、5つほど仮想通貨より株を勧める理由を挙げてみました。グダグダ書いてみたけど、結局は「仮想通貨は超ハイリスクハイリターンで、メンタルやられやすいからまずは株で慣れた方がいいよ!」ってこと。

 

いやいや、リスクを取ってでも一発狙いたいぜ!って人もいると思いますけど、仮想通貨のようにわずか数日で30%も50%増減する資産を保有することは、あなたが思っている以上に、精神的重圧になります。

 

 

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