ハードウェアウォレットのAmazon購入は危険【Ledger Nano Sを正規代理店で買うべし】

仮想通貨投資をしているれぐるーです。

 

ハードウェアウォレットってそれ自体を無くしてしまいそうで敬遠してたのですが、平成30年1月に起きたCC(コインチェック)事件を受けてちょっと考え方が変わりました。そこで、ハードウェアウォレットについて色々調べてみました。

 

今回はれぐるーが、「ハードウェアウォレットの仕組みもよくわからない情弱がAmazonでハードウェアウォレット買うのは危険だよ!不安なら正規店で買おうね」っていう結論に至った話。

 

ハードウェアウォレットの購入を検討の方は、参考になると思うのでぜひこの記事を読んでいただきたいです。

 

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ハードウェアウォレット買う前にその仕組み知ってる?

仮想通貨は、強固なセキュリティを持つブロックチェーンという技術により仮想通貨の取引履歴全て厳重に保管することでその通貨価値を保っています。

 

ここがとても重要なんですけど、仮想通貨はその堅牢に守られた取引記録によって通貨価値を持ちます。つまり、仮想通貨っていうのは取引記録そのものなんです。例えば、「ビットコインを持っている」というのは、厳密に言うと「そのビットコインの取引記録が自分の手元にある状態に書き換え得られている」って言うのが正しい。

 

・・・わかりにくいですね(汗

 

もうちょっと突っ込んだ話をすると、そもそも「通貨」に求められている条件はなんだ?って話になります。「通貨」に求められる条件は、取引者同士がお互いに取引したことを確認でき、かつ、その取引内容が容易に改善されないというもの。これらの条件が満たされなければ、通貨は信用を得ることができず誰も使おうとしません。

 

仮想通貨(に利用されているブロックチェーン技術)は、過去の取引記録を全て正確に記録し、記録後の取引データの改ざんも不可能であり、まさに「通貨」の条件を満たしているんです。

 

これらの条件さえしっかりと満たしてくれれば、日本円みたいにお札や硬貨すらいらないんですよ。これまでの世界ではお札や硬貨がないと、「AさんがBさんに百円あげた」とか「CさんがDショップで300円の買い物した」とかの取引記録が残せないから便宜上、実物の通貨を使っているだけ。これがブロックチェーン技術によってネットワーク上で全て管理できれば、実物の通貨はいらない・・・と言うわけです。

 

ブロックチェーン技術による取引記録の処理は、外部の者が後から改竄できないよう巧みな暗号処理が施されているので、海外ではその暗号処理に由来して暗号通貨なんて呼ばれています。こうやって考えると仮想通貨はかなり革新的な技術です。

 

ハードウェアウォレットに仮想通貨は入ってません

ここでやっと本題。

 

ウォレットは仮想通貨の取引状態を次の取引状態へ上書きするために必要なキー(秘密鍵)を保存するためにツールです。

 

「AさんがBさんへビットコインを送る」場合、ブロックチェーン技術を利用した取引履歴は「Aさんの元にビットコインがあるという状態」から「Bさんの元にビットコインがあるという状態」へ取引履歴を変えることになります。

 

この取引履歴の変更、Aさん以外の人ができてしまうと不正し放題になってしまいます。そこでAさん以外は取引履歴を変更できないようにするのがキー(秘密鍵)と呼ばれるもの。パスワードみたいなものです。

 

そしてハードウェアウォレットには、取引履歴の変更に必要なキーが入っているんです。決して仮想通貨そのものが入っているわけじゃありません。仮想通貨とは、「ブロックチェーン技術による暗号処理で生成される堅牢な取引履歴そのもの」であり、ハードウェアウォレットにはその取引履歴を適切に変更するためのキー(秘密鍵)が入ってるということです。

 

 

ウォレットにも色々種類があって、Web上で秘密鍵を管理するWebウォレット、PC上で管理するデスクトップウォレット(ソフトウェアウォレット)、そしてUSBのようにネットワークから完璧に遮断された場所に秘密鍵を保管するのがハードウェアウォレットです。

秘密鍵が他の人に知れたらハードウェアウォレットの意味なし

ここまでわかれば、ハードウェアウォレットを購入する際のリスクもわかってきます。

 

例えば、A社からあなたがハードウェアウォレットを買って、そこにビットコインを入れたとしましょう。

 

秘密鍵は基本、購入者以外にはわからない仕様になっています。そうしないと、購入者以外の者がビットコインの取引を勝手にできてしまうので。もし、販売元のA社がそのハードウェアウォレットの秘密鍵の情報を不正に入手していたらどうなるか。

 

秘密鍵があなた自身以外に知れた時点で、ハードウェアウォレットは使い物にならなくなります。と言うか、セキュリティガバガバなので逆に仮想通貨を抜かれるリスクすらあります。

 

ハードウェアウォレットの魅力は、ネットワークから完全に遮断することでハッキングリスクを限りなく0にできることにありますが、販売元に情報を知られてしまったらそんな話全く無意味です。

 

つまり何が言いたいかと言うとですね、「ハードウェアウォレットを買うときは信頼できる販売元からじゃないと買ってはいけない!」と言うこと。

 

Amazonでハードウェアウォレットを買うのは危険

信頼できる販売元から購入すると言う意味では、Amazonでハードウェアウォレットを購入するのは危険と言えるかも知れません。

 

ハードウェアウォレットを使うってことは、「絶対にあなた以外に知り得ない方法で、秘密鍵をあなた自身がゲットする必要がある」ってことです。

 

例えば、あなたの秘密鍵は「1234」ですって紙が入ってたとしたらそれはほぼ確実に詐欺です。そのハードウェアウォレットは絶対に使っちゃダメ。だって、「1234」って書いてる紙が同封されてるってことは誰かが「1234」って秘密鍵を知っている可能性がありますよね?

 

この辺の仕組みをしっかり理解していて、販売元もしっかり確認できる人ならAmazonで買うのも問題ありません。しかし、少しでも不安のある人はAmazonでの購入は控えた方がいいでしょう。

Ledger Nano Sの正規代理店がAmazonより安心

フランス製のハードウェアウォレットでLedger Nano Sという商品があります。この商品を日本で正規販売しているのが下のサイト。この正規代理店が今のところ一番信頼できる販売元です。

Ledger Nano Sを正規代理店で見てみる
この正規代理店がなぜ信頼できるかというと、正規代理店であるというのもあるんだけど、何よりもサイト内の説明やFAQがめっっっちゃわかりやすい!これほどハードウェアウォレットについてわかりやすく書かれているサイトは他にないんじゃないかと思う。というか、このサイトの内容一通り読んだらハードウェアウォレットのことだいたいわかるはず。

 

よく分からんブロガーが書いてる記事よりも圧倒的に参考になります。というか、この記事なんか足元に及ばないほど詳しく丁寧な解説がされています。

 

以下の安全性について語っている部分なんかはかなり本質を突いてる気がする。以下の内容を違和感なく理解できれば、Ledger Nano Sの安全性が理解できるはず。

 

ハードウェアウォレットで一番重要なのは「秘密鍵は絶対に本人にしかわからないようにする」という点。初期化して秘密鍵をリセットしてしまえば、中古だろうが新品だろうが関係なし!と説明しているあたり、かなり核心をついますよね。わかりやすい!

 

上のページは、以下の手順で見ることができます。まずは公式サイトにアクセス。

Ledger Nano Sを正規代理店で見てみる

 

次に以下の「こちら」の部分をクリック。ぜひ見てみてください。とってもわかりやすく丁寧に説明がされていますよ!他のFAQなんかもすごくわかりやすいので合わせてどうぞ。商品紹介ですが、これを読むだけでも仮想通貨の基礎を勉強できます。

 

Ledger Nano Sが対応している仮想通貨

 

対応通貨は上のとおりです。ビットコイン、イーサリアム、リップル、ライトコインなど主要通貨は概ね対応しています。このほか、イーサリアムベースのトークンも数多く対応しています。

 

上の画像ですが、この下にも大量のトークンが対象になっています。っていうか、イーサリアムベースのトークンってこんなにあるんですね。

 

注文殺到で発送は遅いのがデメリット

上でも書いたように、ハードウォレットを購入するのならちゃんと信頼できる販売元から購入する必要があります。みんな考えることは同じのようで、この記事を書いている時点で全世界的にかなり品薄なようです。この点はデメリットと言えるでしょう。

価格はAmazonより正規代理店の方が安い

Amazonでの購入はセキュリティ的にもリスキーですが、金額的にもあまりメリットはないです。

上が正規代理店の価格。

下がアマゾン。Ledger Nano Sがだいたい1,8000円ぐらい。2000円ほど高い。っていうか、Amazon直送じゃなくて全部マーケットプレイスだからやっぱ怪しい業者も混じってるような気がする・・・。

 

仮想通貨を取引所に置きっ放しにするのは危険です。置きっ放しにしてる方は、煩わしいかもしれませんが、自分の資産を守るためにもウォレットの利用を早急に検討しましょう。

 

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