バツイチ30代だけど独身者の生きる意味(理由)をガチで考えてみた

はじめましてれぐるーです。

 

 

20代の頃はなにも思いませんでしたが、30代に入り、結婚して子どもを持つ家庭も増えてくると、ふと思います。

 

れぐるー
れぐるー

このまま独身で生きることになったとしたら、独身者の生きる意味って何なんだろう?

 

独身者の生きる意味って一体なんだ・・・。今回は、生物にとって超重要な「遺伝」と言うテーマからそんな哲学的な問いにアプローチしてみたいと思います。

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独身者関係なしにそもそも生きる意味ってなんだ?

独身者の生きる意味を考える前に、れぐるーは思いました。

 

れぐるー
れぐるー

そもそも生物としての人間が生きる意味は何なのか?

「人間」の部分を「生物」に代えても良いです。とにかくなぜ生物は生きるのか?こんな素朴な疑問が頭に浮かんだのです。

 

 

 

そして、その答えは非常にシンプルなものでした。ズバリ

 

自分の遺伝子を子孫に残すため

 

 

まぁ、納得の答えですよね。でも、これだけだと問題があるんですよ。

 

 

 

これだけで話を終わらせてしまうと、遺伝子を次世代に残せない者に生きる意味はないと言っているようなもんです。つまり独身者に生きる意味はないとww

 

 

れぐるー
れぐるー

そんなわけない!!独身者にだって生きる意味があっていいはずだ!!

すると次は、よくありがちなこんな考え方が生まれます。

 

 

別に家庭と子供を持つことだけが生きる意味じゃないよね。独身のまま趣味や仕事、やりたいことに熱中できたらそれはそれで1つの生きる意味なんじゃないか。老後が心配って話もあるけど、未婚者の多い今なら熟年婚とかもあるし・・・。

 

 

確かにこれも一理ある。ただ、何かが違う。いくら理屈をこね回しても、「生物が生きる意味は、自分の遺伝子を子孫に残すため」というのは揺るぎのない真実だと思うんです。

 

 

だとすれば、

 

 

未婚・独身のまま趣味や仕事に没頭してそれを生きがいに生きる方法は、自分の遺伝子を子孫に残すためになっているのか?

 

 

と考えてしまうんです。100%とは言いませんが、これはなんか違うなぁとれぐるーは思うんですよね。

 

 

そして、未婚者・独身者の生きる意味を考えるってことは次の命題について考えることなんじゃないかと思うようになりました。

家庭や子供を作らないまま、自分の遺伝子を後世に残すためにできることは何なのか?それこそが未婚者・独身者の生きる意味なのではないか?

こうやって書くとこんな風に思いませんか?

 

「いやいや子供作らないで遺伝子残すとかそんなの無理っしょww」

 

 

ところがものは考えようでして。見方を変えると意外とそうでもないんです。

独身者が知るべき意外なバイブル本かも?利己的な遺伝子

子供を作らずとも自分の遺伝子を残すためにできる方法のヒントは、「利己的な遺伝子」と言う遺伝について書かれた有名な本にあります。

 

本の内容を超ざっくり言ってしまうと

 

「遺伝子の究極的な目標は、自らを自己複製して増殖することであり、生物の体は遺伝子の入れ物に過ぎない」

 

 

って内容。学術的な本なんですが、素人でもわかるような平易な文章で書かれており、おそらくその分野では非常に有名な著書です。

 

 

この本の説を用いれば、生物は遺伝子の入れ物であり、各々の遺伝子は自らを自己複製する(子孫を残す)ために生物に本能・機能を与えていると言うことになるんですが、自然界にはこの説だけでは説明しきれないような生物や生物の行動が多く存在します。

 

 

その代表例がハチとアリです。ハチもアリも、遺伝子を残し続けるのは女王ハチ・アリのみ。ほとんどの働き蜂や働きアリは生殖機能を持っていません。

 

 

これらの働きハチ・アリは自分が子孫を残すために生きているのではなく、他者である女王ハチ・アリが子孫を残す、つまり遺伝子を次世代に残すために生きているのです。

 

 

ハチとアリは極端な例ですが、他にも特に集団生活をする鳥類や哺乳類なんかは、明らかに自己を犠牲にして仲間を守る生物も多いです。

 

 

生物の生きる意味が「自分の遺伝子を残すため」であるのなら、なぜ生殖機能を持たない個体が存在したり、他者のために自己を犠牲にする生物がいたりするのでしょう?

 

 

このような生物の行動は利他的行動と呼ばれ、多くの説が唱えられています。れぐるーは、ここから未婚・独身者の生きる意味を考えることができるんじゃねーか!?と思うのです。

独身者の生きる意味を遺伝から考える

ここからいよいよ未婚・独身者の生きる意味について考えてみます。

 

 

生物にとって最も自分に近い遺伝子を引き継いでくれるものってなんでしょうか?

 

 

それこそが、子供の存在です。我が子こそが、自分の遺伝子を最も色濃く受け継いだ存在です。

 

 

じゃあ、子供のいない未婚・独身者にとって最も自分に近い遺伝子を引き継いでくれるものはなんでしょう・・・。

 

 

これはシンプルに言って血縁関係が近い人物です。姪っ子や甥っ子なんかがその典型例ですね。もっとマクロな視点(大きな視点)で見てみれば、同じ人種、人類、さらに広げれば哺乳類にまで拡張できるかもしれません。

 

 

 

さらに言えば、そもそも自分自身のDNA(遺伝子)と他人の子供の遺伝子(DNA)ってほとんどの部分が共通しています。

 

 

ここで極端な例として再びハチを取り上げますが、生殖機能を持たない働きバチは自分自身でDNAを次世代に残せなくとも、働きバチとほとんど同じDNAを持つ女王バチが子を産み残してくれれば、女王バチのために働く働きバチにも確かに生きる意味はあるわけです。働き蜂は間接的に、自分の遺伝子を残すことができるんですからね。

 

 

未婚・独身者の生きる意味もこれと同じだと思うんですよ。つまり、未婚・独身者の生きる意味とは、

 

自分と近い遺伝子を持つ他者が次世代に遺伝子を残しやすいよう、助けること。

 

上の表現だとちょっと生々しいのですが、とてもシンプルに言ってしまうと、

人(特に子供)の助けになるために生きる!!

ってことだと思うんですよね。やっぱ趣味や仕事に没頭するだけってのは違って、人の役に立つことをするっていうのが大事だと思うわけです。

 

 

おいおい。遺伝とか堅っ苦しい長々と話しといて、結局ありきたりな結論かよww

 

 

と思うかもしれませんが、その通り過ぎて反論の言葉が見つかりません(汗

余談:なぜ人は昆虫を嫌い、哺乳類を好くのか?

ここでちょっと余談。世の中には哺乳類よりも昆虫のことを嫌う人の方が圧倒的に多いはず。

 

 

実はこれも遺伝の話で説明できるんじゃないかって話があったりします。「生物は自分との血縁関係の近さを本能的に察知できるのではないか?」と言うんです。

 

 

その最も最たるものが、近親相姦(きんしんそうかん)に対する私たちが抱く嫌悪感でしょう。これと同じ理屈で、人は自分に近い哺乳類(そもそもヒトは哺乳類の中の一種です)をより好むと言うんです。そして、自分と血縁関係が離れて同じ遺伝子を持たなくなればなるほど、その他者は自分にとって不要な存在となるわけなので、そこに好意など生まれるわけがありません。その典型例が昆虫ってわけです。

 

 

どこまで信憑性があるのは謎ですが、少なくとも生物には本能的に血縁関係を察知する能力が備わっている点は真実のように思います。

 

 

人間が他人の子供より自分の子を可愛がる、自分の子がいなければ甥っ子・姪っ子を可愛い・守りたいと思うのは本能なのだろうと思います。

独身者として人・子供のために何ができるか考える

話を戻します。

 

 

それじゃあ具体的に独身者は人・子供のために何ができるのか?こればかりは人それぞれなので自分自身で答えを見つけ出す必要があります。

 

 

 

れぐるー自身、現在彼女もおらず、今後再婚するかは未定です。というか、現時点では結婚する気もありません。このまま独身者として生きることになった時、れぐるーの生きる意味は何か?

 

 

はっきりとした答えは見つかっていませんが、何か教育に関する分野で誰かの役に立てたらなと思っています。実は別に運営する特化ブログが当初の意図に反してそうなりつつあります。将来的にyoutubeへの投稿とかも考えていて、何かできればなと思っていたり。

 

 

 

未婚・独身者で生きる意味に悩んでいる方は、自分が他者のために何ができるか?(将来に繋がることだとなお良し)を考えてみると良いかもしれません。

 

 

自分でも「綺麗事言ってるんじゃねーよ」って思いますが、利己的な遺伝子を読むと遺伝子レベルで考えれば別に綺麗事でもないのかなと思うようになりました。

 

 

 

実は、ここに書いた話は最近思った話ではなく約10年前から考えていたことを改めてブログに書き起こした形です。利己的な遺伝子は一般人向け学術本なんですけど、この本を読むことで思考の視野が本当に広がります。10年前に読んでおいて良かった。遺伝から独身者の生き方について簡単ながらこんな風にアプローチできるとは自分でもびっくり。

 

 

ちなみに、れぐるーはシングルマザーに恋をしていますが、この恋心も基本的に上記の思想に基づく恋っぽいです。「好き・一緒にいたい!」って言うより、「役に立ちたい、助けたい」って気持ちが強いから。

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まとめ、独身者は人を支えるために生きる

この記事の内容をまとめると

 

人は遺伝子を次世代へ残すために生きている。
だからと言って子供を残せない未婚・独身者の生きる意味はないと言うわけではない。
自分と自分以外の人間では、その遺伝子構成はほとんど同じ。だから、遺伝子を次世代に残す方法は必ずしも「自分の子孫を残す」だけではない。
他者が遺伝子を次世代へと残すための支援をすることは、遺伝子レベルで考えれば、自分とほとんど同じ遺伝子を次世代に残せたのと同じ意味を持つ。
よって人の生きる意味が「遺伝子を次世代へ残すため」なら、他の人が次世代に遺伝子を残すために何か支援をすることは、それは生きる意味そのものになる。
だから、未婚・独身者は生きる意味に悩んだら「自分は他者が遺伝子を次世代に残すために何か助けられることはないだろうか?」みたいなことを考えると良いかもしれないね

っていう話でした。そして、れぐるー自身は漠然と教育の分野に関心があると。

 

 

これはあくまでれぐるーの個人的な意見で、この記事で紹介した利己的な遺伝子でも独身者と遺伝の関係の話は一切登場しません。

 

 

それに私たちは普段、遺伝子レベルで物事なんて考えません。遺伝子レベルの話って基本本能なので、私たちがそれを意識することはおそらくほとんどありません。だから無理に理屈をこねくり回してれぐるーみたいに考える必要もないし、生きる意味は人それぞれだと思います。自分の中で確固たる信念を持っているのなら、それを信じるのがベストなような気もします。

 

 

ただ、こんな未婚・独身者で生きる意味に悩んでいる人に「こんな考え方もあるんだよ」って言うのを知ってもらえたら嬉しいなーと思います!!

 

 

利己的な遺伝子はとても面白い本なので、遺伝に少しでも興味があればぜひ読んでみてくださいね!

 

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