公務員の仮想通貨XPマイニング副業は禁止?合法?解説します!

公務員のれぐるーが、仮想通貨XPのマイニングをやってみました。

 

公務員の方でも仮想通貨を持っている人は多いでしょう。しかし、副業規定に触れるかどうかわからないため、マイニングすることを躊躇している方も多いと思います。

 

というわけで、今回は「公務員でもマイニングやってるやついるんだぜ!」って話をしてみようと思う。

 

マイニングをすることに躊躇している方はぜひ参考にしてください!

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仮想通貨マイニングは公務員の副業規定に触れる?

まず、仮想通貨のマイニングが公務員の副業規定に触れるか?ですが、ぶっちゃけていうとわかりません!

 

しかし、アフィリエイトが副業になるのかを考察した以下の記事の内容を踏まえると、ほぼほぼ100%副業規定には引っかからないと思います。

 

地方公務員(市職員)のアフィリエイト副業は合法!禁止じゃないよ
将来仕事を辞めるためにこのブログ以外にも2つのブログ運営をしているれぐるーです。 ぶっちゃけ、現状ではブログ運営は稼ぐぞ!という勢いもなく、単なる趣味になりつつあります。が、それでも一定のアフィリエイト収益を得...

 

副業については、地方公務員については地方公務員法第38条、国家公務員については国家公務員法第103条及び104条に規定があります。

 

ちょっと長いですけど、条文を引用してみます。

地方公務員法第38条

(営利企業等の従事制限)

第三八条 職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。
2 人事委員会は、人事委員会規則により前項の場合における任命権者の許可の基準を定めることができる。

 

国家公務員法第103条及び104条

(私企業からの隔離)
第百三条 職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。
2 前項の規定は、人事院規則の定めるところにより、所轄庁の長の申出により人事院の承認を得た場合には、これを適用しない。
3 営利企業について、株式所有の関係その他の関係により、当該企業の経営に参加し得る地位にある職員に対し、人事院は、人事院規則の定めるところにより、株式所有の関係その他の関係について報告を徴することができる。
4 人事院は、人事院規則の定めるところにより、前項の報告に基き、企業に対する関係の全部又は一部の存続が、その職員の職務遂行上適当でないと認めるときは、その旨を当該職員に通知することができる。
5 前項の通知を受けた職員は、その通知の内容について不服があるときは、その通知を受領した日の翌日から起算して六十日以内に、人事院に行政不服審査法による異議申立てをすることができる。
6 第九十条第三項並びに第九十一条第二項及び第三項の規定は前項の異議申立てのあつた場合について、第九十二条の二の規定は第四項の通知の取消しの訴えについて、それぞれ準用する。
7 第五項の異議申立てをしなかつた職員及び人事院が異議申立てについて調査した結果、通知の内容が正当であると決定せられた職員は、人事院規則の定めるところにより、人事院規則の定める期間内に、その企業に対する関係の全部若しくは一部を絶つか、又はその官職を退かなければならない。
(他の事業又は事務の関与制限)
第百四条 職員が報酬を得て、営利企業以外の事業の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、その他いかなる事業に従事し、若しくは事務を行うにも、内閣総理大臣及びその職員の所轄庁の長の許可を要する

地方・国家どちらの公務員も、投資やネット副業において一番重要なのは「報酬を得て事業に従事しているかどうか」という点です。

 

労働基準法や健康保険法では、「報酬」とは「労働の対価」とされています。(詳しい解説は上のアフィリエイトの記事に掲載しています。)

 

つまり、問題は仮想通貨のマイニングが労働に当たるかどうかということなんです。

 

2つのマイニング方法、PoWとPoS

仮想通貨のマイニングの方法は、すごーく大雑把に言うと2つの方法に分類されます。

 

1つ目は、PoWと言う方法。PowはProof of Workの略。

 

PoWとは、超簡単に言うと「仮想通貨の取引に関する演算処理のために、CPUなどの演算処理能力を貸してくれた人にその見返りとして仮想通貨を払う」と言う仕組みです。

 

仮想通貨の代表格であるビットコインはPoWによって取引処理が行われています。PoWは仮想通貨取引のために自らの演算処理能力(CPUやGPU)を提供する必要があるので、自宅にマイニング用の装置が必要となります。さらに、演算処理には電気を大量消費するため、膨大な電気量がかかります。

 

そのため、PoWは電気代の高い日本ではあまり人気はなく、中国などの電気代の安い地域で盛んに行われています。多分、日本で個人でビットコインのPoWをする人は少ないんじゃないかな?と思う。

 

2つ目は、PoSと言う方法。Proof of Stakeの略。

 

PoSは、「PoWと比べ仮想通貨の取引処理を簡略化し、その仮想通貨を多く持っている人に取引処理を優先的に行わせ、その見返りとして仮想通貨を支払う」という制度。

 

ビットコイン以外のコイン(アルトコイン)では、PoS方式によるマイニングが主流になっています。PoSは、通貨保有量が多い人に自動的にマイニング作業を振り分けてくれるので、基本何もしなくても勝手にマイニングしてくれます。日本円を銀行に預けておけば利子が増えていくような感覚こそがPoSによるマイニングであり、個人ユーザーに人気なのもこのPoSマイニングなんです。

 

PoWとPoS、ピンとこないかもしれませんが、これらは通貨の在り方・セキュリティを考慮して考えられた人工的なルールだと思ってください。

PoWマイニングもPoSマイニングも副業になるの?

小難しい話をしてしまいましたが、結局PoWもPoSも労働で対価を得ていることになるのでしょうか。

 

・・・はい!ほぼ確実になりません。100%と言い切れないのは実際の判例がないからというだけで限りなく100%に近い確率で副業規定には該当しない。

 

副業規定に該当することが想定されるケースは、「月◯◯円で他者のPoWのマイニング作業を請け負った」とかそんなケースぐらいでしょう。

 

PoWはマイニング装置に電源つけて動かしておくだけ、PoSに関しては仮想通貨を持っているだけです。特にPoSなんかはこれで副業認定されるなら、銀行の預金利子はどうなんの?って感じです。

 

それに加え、仮想通貨を貰うことは「対価」になるのか?という話もあります。現在の日本の法律では、仮想通貨は「物を買ったり、人と交換できる財産的価値」とされていて、日本円のような法定通貨とは見なされていません。また、株式のような金融商品とも定義されていません。

 

果たして、法定通貨とも金融商品(株とか)とも定義されていない「物を買ったり、人と交換できる財産的価値」を得ることは対価と言えるのでしょうか?こんな問題点もあったりします。

 

 

以上のことから、ほぼ100%副業規定に該当することはありません。そもそも法整備が全然追いついてないです。

公務員でも仮想通貨のマイニングやってるよ!

れぐるーはXPという仮想通貨のマイニングを実際にやっています。というか、最近始めました!上で説明したPoSマイニングというやつです。仮想通貨を持っているだけで勝手にマイニングしてくれて通貨が増えていきます。まさに仮想通貨版の預金金利みたいな感じです。

れぐるーはSimple PoS Poolでマイニングしてます

XPのPoSマイニングは、1000万XP以上の通貨量を保有していなければ行うことができません。

 

・・・が、最近Simple PoS Poolという少量の通貨でもXPマイニングができるサイトがオープンしました!

 

少量のXPを持つ者が、みんなでSimple PoS PoolにXPを預けることで、1000万XP以下の保有者でもマイニングが可能になっています。(当然、サイト運営者のSimple PoS Poolにマージンは引かれてるけど)

 

ちなみにれぐるーは現時点で30万XPしか持ってません。(涙

 

れぐるーのようにちょっとしかXP持ってない人はぜひSimple PoS Poolをお試しあれ!

SimplePosPoolの詳細を見る

マイニングをするために必ず必要なこと

マイニングに興味を持たれた方で仮想通貨を持ったことのない方は、まずは国内の仮想通貨取引所に会員登録してみましょう。

 

仮想通貨の売買もマイニングも、国内取引所に登録しなければ何もできません。

 

仮想通貨が買える有名な取引所は日本には4つあります。それがbitFlyer(ビットフライヤー)coincheck(コインチェック)Zaif(ザイフ)、【GMOコイン】です。(他にも取引所はたくさんあります!)

 

それぞれ手数料や取り扱っている仮想通貨の種類に違いがあります。ネット上では「この取引所の方がいい」とか「この取引所はダメ!」とかいろんな話が載ってます。が、そんなの人それぞれなのでネット上の情報なんて当てになりません。実際にサイトに登録して中身を自分の目で見るのが一番大切なこと。

 

「どの取引所に登録しよう?」とネットであれこれと情報を調べるぐらいなら、まずは各取引サイトに登録してみることをオススメします。ネットで調べるなら、登録自体は無料なんでまずは取引所に登録した上で調べましょう。実物を知らないままネットリサーチなんてしても、情報に飲み込まれるだけです。

 

実際に仮想通貨に投資するしないに関らず、仮想通貨に触れてみることを私は強くオススメしています。知れば知るほど、ワクワクしますから!取引所への登録を機に仮想通貨に関心を持つ公務員が1人でも増えてくれると嬉しい限りです。

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【GMOコイン】

 

 

 

 

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